サイト内意思疎通
 

方針の打ち出し

ホームページの目的は決まりました。次に方向性です。サイトの要となる「目的」「情報」「要望」についてご意見をお伺いします。さらにそれらをサイト上でどう組み立てていくか計画します。

課題整理

1、活用目的
2、情報
3、要望
課題:ユーザーのゴール、達成に必要なコンテンツとは
課題:目的に沿う素材をどう集めるか
課題:視覚・機能性の希望をどこまで取り入れるか

品質に直結するのでしっかりディスカッションする。

ディスカッション

1,活用目的について

作る目的は各社さまざまかと。どこの誰に、何を伝え、どうリアクションしてもらいたいのか。サイトの目的を明確化、ゴールを設定します。情報ありきの発信ではなく、目的に沿った情報が求められます。
 

⇒何を目的とするサイトなのか

1、コーポレート
2、プロモーション
3、採用
4、通販
5、店舗紹介
6、イベント紹介

上記はBtoBのサイト形式です。たとえば、製品紹介もしたいし、会社情報も伝えたい場合、PR型のコーポレートサイトが考えられます。

 

⇒どこの誰に見てもらいたいのか(ユーザー層)

BtoC(企業 対 個人)
BtoB(企業 対 企業)
CtoB(個人 対 企業)
CtoC(個人 対 個人)

もう少し具体的に、「どの地域」「どんな所属」「どんな立場」「どんな属性」の人に向けて作るかで効果は異なります。また切り口を変え、「子供・学生・お年寄り・外国人・CtoC」など、それぞれをさらに深掘りすれば、新しい顧客層が見えてくるかもしれませんね(^^)
 

⇒目的に沿ったページを用意

コーポレート(会社概要・ごあいさつ・変革・アクセス・企業理念・採用・事業内容・社員紹介・社内行事・営業エリア)
プロモーション(価格・内容・実績・コンセプト)
サポート(Q&A・プロセス・お約束・お問い合わせ)
新着情報(地域・季節・時事・社内報告・SNS)
コラム(技術・道具・働き方・お客さまとのやりとり)
評論(専門家としての意見や分析)
お客さまの声(インタビュー・レビューサイト)
レポート(体験に基づく知恵・開発・採用秘話)
ハウツー(レシピ・豆知識・スキルアップ)

ページに付加価値をつけるキーワードとして「信頼・安心・相性」が挙げられます。たとえば、信頼してもらうために50年の歴史を強調したいとして、「文字のつづり」だけでは説得力に欠けます。なぜ50年も続いているのか、その証拠がないと、印象に残らず信頼構築まで届かない。とはいっても、制作初期でそこまで求められないので、課題とし充実を図っていきます。

⇒どんな提案で導くか

最後忘れがちなのが、提案+具体的なアクションの提示です。提案でおすすめなのが、ニーズを埋める問いかけです。とりあえずは小さな問題解決(ハードルを下げる)でコミュニケーションを図り、コンタクトいただければ上出来です。
 

2,情報量(素材)について

基本、ページで使用する文章・写真・ロゴ等は御社でご用意いただきます。

トップページのアイキャッチにつながる大き目の画像(2000×500ピクセル程度)
各ページに掲載する写真
各ページに掲載する文章
ちらし・パンフレット・雑誌などの情報

素材が少ない場合、制作しながら増やします(サポート可能)。オリジナルコンテンツにこだわるなら、資料作成後の発注をおすすめします。
 
LinkIcon 無料素材を使う際の注意点

3,ご要望について

発注側の要望を理解し、それを具体的なカタチにするのがデザイナーの仕事です。実現できるかは別として(予算・スキル的問題で)、要望点をまとめておいてください。優先事項があればお聞かせください。

実務の要望

予算 納期 サーバー管理 SLL化 ライティング フォト撮影 動画撮影 MAIL設定

サイトの要望

ページ構成 内容 デザイン カラー 機能性 操作性 SEO SNS オリジナリティ

これでディスカッションは終了です。あとはヒアリング内容を精査し、簡単ですが方針書を作成します。

 

後日、方針決定。あとはそれに従い作ります

主だったサイト要素を深掘りした結果、何が足りないか課題が浮き彫りになります。ホームページ制作は共同作業です。お互いが決めた課題をクリアしてはじめて、成果に近づけます(押し付けることはないです)アイデアがあれば取り入れますので、3人寄れば文殊の知恵で実りある制作にしていきましょう。

─作っていて、いいと思ったこと

・成果につなげる打ち合わせ
・無料素材を有効活用
 

 小坂 忠士 更新: 2023-06-25


 
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