30年前、TBSでベストテンという歌番組がありました。黒柳さんと久米さん司会で、印象深かったのは、歌う直前に、松下アナウンサーが歌手やバンドの情報を時間内に読み上げる臨場感です。その情報の手助けになったのが、視聴者から寄せられた疑問やニーズ(はがき)だったそうです。歌手が都合がつかずスタジオに現れなかったのも、歌うことがメインじゃなく、ランキングという情報番組の位置付けを守った結果だったのですね。
キーワード連想術・実行の流れ
1、キーワード調査・抽出作業
2、キーワード傾向の見極め
3、競合他社の文章をチェックし、書くイメージを広げる
検索キーワード調査・抽出作業
検索キーワード=ニーズなので、書く前にキーワードを決めておけば興味が保たれます。まずラッコキーワード(https://www.related-keywords.com)という優良なリサーチサイトがあるので、そちらを活用します。たとえば、弊社の第1キーワード「ホームページ制作」を入力すると、それに関連するキーワードが複数抽出されます。それをCSVダウンロードし、印刷して全体を見渡してください。それで自分と関連の深いキーワードに線を引いてください。

第2キーワードの傾向を見極める
第1キーワードをウォンツ(目的)とすると、第2キーワードはニーズ。
▼第2キーワード抽出結果
会社・個人・地名・相場・自分で・補助金・無料・料金・契約書・バイト・ワードプレス・勉強・ソフト・弁護士(業界名)・ページ・実績・10万(直接金額を打つ)
それぞれの言葉を大別すると‥組織、お金、場所、HP制作法、HP制作資料、HP制作スキル
うちはHP制作を発注してもらいたいので、お金・場所・組織のニーズが合いそうです。その疑問やニーズに答えるページを作りました。その他は、制作側の悩みなので省きました。
同意語キーワードもカバー
言葉の意味は同じでも世代で言い方が違うなど、言葉をカバーしてください。
その他、気になるキーワードは別切り口で確保
独立・依頼・見積り・外注・代行
上記は発注に関連しているので押さえました。また遠方からの閲覧は成約の確率を下げます。キーワードの方向性はそのままに、地域密着の大田区というキーワードを全ページで補完しました。
競合他社の文章チェックで書くイメージを広げる
書けそうキーワードが決まったら、そのキーワードを実際にググってください。上位3つくらい読み比べ、伝えたい本質は何か、差別化できる点を探してください。視点を広げれば、書くイメージが湧いてくると思います。
何となしに書く準備は整ったでしょうか。
問題解決キーワードでのサイト流入は、目的ありきなので、閲覧者の質が高いです。上位表示できれば、成約の可能性が高いので、制作のモチベーションにつながります。ひとりブレストのしすぎに注意し作業いただければ幸いです。
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